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更新日:2024年4月26日

先輩が語る仕事の話 【事務職】

福祉局 高齢者総合支援室 高年福祉係 事務職員

大学卒業後、地方銀行に入行し、約5年間個人営業業務をメインに勤務しました。その後、社会人経験枠の採用試験を受験。2020年4月に入庁し、高齢者総合支援室に配属されました。

休日は家族と一緒に過ごしつつ、たまに友人とライブに行ったりすることで、リフレッシュするよう心がけています。

仕事の様子1

 

 

 

 

 

 

 

 

Q:明石市役所を志望したきっかけを教えてください。

A:国・県・市それぞれの役割の中で、市民にとって最も身近な自治体である市だからこそ、市民と一緒の目線を持って仕事をすることができます。その中でも、明石市は人物重視を採用基準としており、門戸を広げて人材を募っているからこそ、幅広い業種の方々が集まり、高いアンテナを持って前例踏襲にとらわれず新しいことにチャレンジすることができる風土があると感じました。

当時から明石市独自の子ども施策を実現しており、その後も全国に先駆けた事業をスタートさせ市民に寄り添った施策にチャレンジしていたため、こういった環境に身を置くことで自分自身もより一層成長できるのではないかと思い志望しました。

Q:現在の仕事について教えてください。

A:高年福祉係で「地域で支えあい安心して暮らせるまちづくり」の実現を目指し、ひとり暮らし高齢者をはじめとする支援を必要とされる高齢者に対して後押しができるよう、高齢者の方が住み慣れた地域で安心して暮らせる取組みをしております。具体的には、ひとり暮らしの高齢者の方に安心して生活してもらえるよう見守り支援をする事業を担当している他、在宅で介護をされている方の負担が軽減できるような取組みもしております。

また、認知症の方への支援として、2020年10月から「認知症あんしんプロジェクト」がスタートしており、まちのみんなで認知症を理解し、認知症の人とその家族が住み慣れた地域で安心して暮らせるよう支えあう取組みを進めています。

 

仕事の様子2

 

 

 

 

 

 

 

 

 

Q:仕事のやりがいを感じた瞬間について教えてください。

A:高年福祉係の業務は、生活に不安を抱える高齢者の方と話をして、どんなことに困っているのか、どういった支援を求めているのか、対話を通して相手の意向や気持ちを確認する業務が多くあります。相談に来られる高齢者の方は漠然とした不安を抱えており、その不安を解消するために、相手に寄り添いながら一人ひとりに対してできる支援を考える必要があるとともに、行政の立場として、できる事できない事を整理しつつ、その方に対して最適な行政サービスを提供するために幅広い行政知識も必要になります。

 そういった方々が不安げな表情で窓口に来られますが、話を傾聴し提案することで、最終的に安心した表情で「ありがとう」と言われた時が明石市職員としてのやりがいを感じます。

Q:仕事で苦労したことについて教えてください。

A:福祉に関する知識がないまま今の仕事をすることになり、配属当初は高齢者の方が何を求めて相談に来られているのかが分からず、同じ職場の皆さんに迷惑をかけることが多々ありました。

そういった時でもエルダー職員や上司、先輩職員をはじめ、周りの職員の方々がサポートしてくださり、支え合いながら業務を遂行することができました。その経験をふまえ、今は自分が周りの方々をサポートすることができるように心がけています。

また、市役所の業務は法律や条例などに基づいて運用されている為、自分の判断だけで決められるわけではなく、しっかりとした根拠を持って進める必要がある点で民間との違いを感じ、最初の頃は慣れないばかりで苦労しました。

 

仕事の様子3

 

 

 

 

 

 

 

 

Q:明石市役所の「ここがいい!」と思うところを教えてください。

A:ジョブローテーションにより10年間で3つの職場を経験する方針を取っており、様々な分野の仕事に携わることでき、職歴・職種が違ったとしても、これまでに培われてきた経験が必ず活かせる環境にあることが魅力だと思います。

さらに、エルダー制度も導入されており、同じ職場の先輩職員と2人1組になって実務指導いただけることから、早期に仕事や職場に馴染むことができ、初めて経験する業務であっても前向きに取り組むことができます。

そして、休暇制度が充実しているところも良いと感じました。男性でも育児に関する休暇が取得しやすく、私自身も育休を活用して、初めての育児に夫婦で集中することができました。育休の取得に関しても、上司や先輩方から積極的に活用することを勧められ、組織全体としても子育てに理解ある職場風土を築くことができていると思います。仕事との兼ね合いはありますが、時にはプライベートを優先して休暇を取得し、子どものために時間を使うことができ、明石市に入庁したことで、仕事や子育て、家事などが両立できるようになりました。

Q:明石市を受験するうえで、準備したことや印象に残っていることを教えてください。

A:(準備したこと)社会情勢に目を向け様々なことに関心を持つように意識しました。新聞を読むことはもちろんのこと、興味のある新聞記事を切り取りノートに貼りつけ簡単にコメントを書く新聞スクラップも作成していました。

(印象に残っていること)当時自分が住んでいた市のことを聞かれたことが印象にあります。面接の時は明石市の事ばかり調べていたので、他の自治体に対しては関心が薄く、あまり話せなかったことが印象に残っています。他市についても理解を深め、もっと俯瞰して明石市を見た方が良かったなと思いました。

 

仕事の様子4

 

 

 

 

 

 

 

Q:これから入庁してくる人へのメッセージをお願いします。

A:明石市は、子どもに対する支援がよく注目されていますが、高齢者に対する福祉にも力を入れており、職員が一丸となって市政に励み、本気で誰もが安心して暮らしていける「やさしいまち」を考えています。

現状に満足することなく、さらに明石市をより良いまちにできるよう一緒に働ければと思います。皆さまにお会いできることを楽しみにしております。

 

 

 

お問い合わせ

明石市総務局職員室職員担当

兵庫県明石市中崎1丁目5-1

電話番号:078-918-5006