ホーム > ようこそ市議会へ > 議会の広報 > 明石市議会だより一覧 > 第253号 令和3年7月発行 第1回定例会6月議会
更新日:2021年8月1日
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あかし市議会だよりは、日刊新聞6紙に折り込んで各家庭に配布しています。
議会局のほか、行政情報センター、各市民センター・サービスコーナーで無料で配布しておりますのでご自由にお持ちください。
目の不自由な方々等を対象に、点字版と音声版(CD)を作成しています。点字版は、総合福祉センター、あかし市民図書館、明石市立西部図書館、市役所1階の行政情報センター、市役所議会棟3階の議会図書室でお読みいただけます。なお、音声版(CD)の貸し出しを希望される方は、議会局総務課までご連絡ください。
ページ別 | 詳細 |
1ページ(PDF:955KB) |
●議案関連記事 ●もくじ |
2ページ(PDF:695KB) |
●一般質問・質疑 ●発言者一覧 |
3ページ(PDF:648KB) |
●一般質問・質疑 ●永年在職表彰など受賞 ●議員の寄付行為等の禁止について ●議員よもやま話 |
4ページ(PDF:744KB) |
●一般質問・質疑 ●請願 ●意見書を提出 ●令和2年度の政務活動費収支報告書・領収書等が閲覧できます |
5ページ(PDF:804KB) |
●一般質問・質疑 ●公益監察員選任に同意 ●議会ポスターデザインが決定 ●夏休み親子で議会体験ツアー参加者募集 |
6ページ(PDF:751KB) |
●新議長・副議長に聞く |
7ページ(PDF:879KB) |
●特集記事 今年度の議会の活動を紹介します |
8ページ(PDF:909KB) |
●第1回定例会4・5・6月議会議案の賛否一覧 ●あかし市議会だより点字版・音声版をご利用ください ●令和3年第2回定例会9月議会の予定 ●編集後記 |
あかし市議会だより 253号
2021年(令和3年)7月25日発行
巻頭写真
美しい朝日に照らされる明石海峡。先人から受け継いだ豊かな海は明石の宝物です。
第1回定例会
6月議会
令和3年第1回定例会6月議会が6月7日から6月29日まで開かれました。令和3年度一般会計補正予算(第3号)を修正可決したほか、明石市営住宅条例の一部を改正する条例、調停の成立のことなど、議案19件を可決・同意、報告5件を了承、請願2件を採択しました。
令和3年度一般会計補正予算(第3号)
拙速すぎる明商の福祉科棟設置
整備費を削除する修正案を賛成多数で可決
6月29日の本会議では、明石商業高校福祉科棟の整備事業費を削除する令和3年度一般会計補正予算(第3号)の修正案を賛成多数で可決しました。
市は、将来の福祉ニーズの増加に対応できる人材を確保・育成するため、明石商業高校に卒業時、介護福祉士の受験資格が取得できる福祉科を令和5年4月に開設するための予算を提案しました。
審査を行った文教厚生常任委員会では、福祉人材を確保する必要性は高く、早急に準備を進めるべきとの賛成意見がある一方、福祉科の設置に反対するものではないが、教員確保や定員数も確定していない状況で施設整備に踏み切るのは拙速ではないか。また、県内の福祉科を設置している他校の今年の志願者数が全て定員に満たない状況の中、同科に対するニーズがあるのか疑問であるとして、5人の委員から、福祉科棟整備費として計上された総額5億7,440万円を削除する修正案の提案があり、この修正案を賛成多数で可決しました。
なお、同補正予算における修正部分以外の新型コロナウイルス感染症対策事業費、児童相談所の支援対象児童の見守り強化等に係る事業費、明石商業高校の低所得世帯への貸出用タブレット端末整備費については、全会一致で可決しました。
写真説明
教員確保や定員数は未定
JT跡地北側の民有地
調停成立により土地取得へ
評価額は約1億7千万円
6月29日の本会議では、JT跡地北側に隣接する土地の賃借権の確認を求めていた調停の成立と当該土地の取得費用および歩道整備費などを含む令和3年度一般会計補正予算(第4号)を全会一致で可決しました。
JT跡地北側と市道大久保418号線との間にある土地のうち、西側部分の認可保育所に隣接する土地は、市が利用者の進入経路として平成30年度から賃借していましたが、土地所有者と賃借権の存否について争いが生じたため、民事調停を申し立てていました。このたび、裁判所から解決策として、東側部分を含む土地全体を売買する提案があり、評価金額として1億6,814万円が双方に提示され、本市は、この条件を了承し、本調停を成立させることとするものです。
審査を行った総務常任委員会では委員から、調停案の金額は路線価を参考にしたものより高額であるが、市はこの内容を妥当と考えているのかと質問がありました。
市からは、金額は裁判所が中立的な立場で、当該土地の価値の上昇も考慮し、提示したものである。土地全体を取得することにより、市が保有するJT跡地の安定的な土地利用が可能となるため、本市のまちづくりを進める上で妥当であると考えているとの答弁がありました。
写真説明
土地取得に伴い東側の歩道も整備
マチイロ
市議会だよりをスマホで読める
※利用にはアプリのダウンロードが必要です。
もくじ
2面 市政を問う 21人が登壇 質疑・一般質問
3面 議員よもやま話
4面 請願・意見書
4面 収支報告書や領収書 政務活動費の閲覧ができます
5面 高校生から募集 議会ポスターデザイン決定
5面 参加者募集 夏休み親子で議会体験ツアー
6面 新議長・副議長に聞く
7面 特集 今年度の議会の活動を紹介
8面 各議員の議案等に対する賛否を掲載 議案の賛否一覧
質疑・一般質問
6月14日、15日、16日の本会議では、21人の議員が登壇し、新型コロナワクチン接種などについて市の見解を求めました。また、16日には追加提案された議案について質疑を行いました。
発言者と質問項目の一覧は下段に、主な内容は2面から5面に掲載しています。なお、QRコードを読み取ると本会議の録画映像がご覧いただけます。
発言者一覧
発言順( )は会派名
6月14日・15日・16日
三好 宏(自民党 真誠会・代表質問)
1 泉市長の政令市移行を目指す発言
2 工場立地法に基づく緑地面積率の緩和
3 第41回全国豊かな海づくり大会兵庫大会
4 コロナ禍におけるごみ処理の諸問題
梅田 宏希(公明党)
1 新型コロナウイルスワクチン接種
2 新型コロナウイルス禍の諸課題
竹内 きよ子(明石かがやきネット)
1 新型コロナウイルスワクチン接種事業
2 大久保駅南地区JT跡地の開発計画
3 新型コロナ禍の教育現場において子供たちがのびのびと学校生活を送ることができる環境整備
4 不妊治療にかかる費用の助成
井藤 圭順(自民党 真誠会)
1 本市のおむつ事業
2 給食運営事業費
3 社会貢献活動の推進
尾倉 あき子(公明党)
1 緊急事態宣言再延長に伴う地域経済への影響と支援
2 マイナンバーカードの交付状況と今後の取組
吉田 秀夫(明石かがやきネット)
1 本市の人事行政
2 本市の人口動態
3 コロナ禍で困窮する子供・保護者への支援
4 新型コロナウイルス感染症対策
灰野 修平(自民党 真誠会)
1 コロナ禍における市政の現状と影響及び今後の対策
2 学校での防災教育
佐々木 敏(公明党)
1 ギガスクール構想による電磁波被ばくとブルーライト対策
2 他の自治体の優れた施策を学び実行を
林 丸美(明石かがやきネット)
1 学校給食と市民の食を支える持続可能な農業の促進
林 健太(自民党 真誠会)
1 コロナ禍における選挙
2 新型コロナウイルス感染症に関する国の支援策の広報
松井 久美子(公明党)
1 コロナ禍における高齢者の健康維持と健康長寿社会の構築を
2 生理用品サポート事業「きんもくせいプロジェクト」
3 エスディ-ジーズ(持続可能な開発目標)推進に向けた取組
寺井 吉広(自民党 真誠会)
1 コロナショック下での明石ブランドへの支援
2 海岸・沿岸の保全と活用
飯田 伸子(公明党)
1 アスベストによる健康被害者の救済に向けた本市の取組
千住 啓介(自民党 真誠会)
1 新型コロナウイルス感染症あかし支え合い基金
2 こどもを核としたまちづくりを行ってきた泉市長の家族観
3 兵庫県知事選挙立候補予定者に対する公開質問状
楠本 美紀(日本共産党)
1 生理の貧困
2 子供たちが安心して過ごせる保育所に
3 新型コロナ感染症ワクチン接種
森 勝子(維新の会)
1 コロナ禍における泉市長の言動
2 西明石駅の再整備
3 動物殺処分ゼロへ向けた取組
家根谷 敦子(スマイル会)
1 障害者へのさらなる支援
宮坂 祐太(フォーラム明石)
1 福祉事業所における人材の確保及び育成
2 公共工事の施工時期の平準化
丸谷 聡子(かけはしエスディ-ジーズ)
1 大久保北部の里山をはじめとする明石の緑のありかた
2 重層的支援体制整備事業
3 ヤングケアラーへの支援
4 新型コロナワクチン接種のリスク管理
辻本 達也(日本共産党)
1 明石市「有言実行」プラン
2 明石クリーンセンターの管理・運営
3 スクールガード
4 水防体制とワクチン接種
北川 貴則(維新の会)
1 コロナに負けない生活支援と福祉の充実
2 「安全なまち明石」の実現のための危機管理
3 地球にやさしい取組
6月16日
辻本 達也(日本共産党)
1 議案第67号 調停の成立のこと
工場緑地面積率の緩和
検討会開催と市民意見募集
早期の条例提案を目指す
問 工場立地法に基づく緑地面積率の緩和について、現状と今後の取り組みを聞く。
答 本市は、学識経験者、経済団体、環境団体、市民・地域の代表で構成する明石市工場緑地のありかた検討会を設置し、緑地面積率の緩和による効果、地球温暖化防止や防災面など、緑地の持つ多面的な機能に加え、企業による地域貢献の取り組みなど、幅広い視点から議論を行っている。
また、工場の緑地について行った市民意見募集では、生活環境への影響を懸念して緩和に反対する意見や、生産効率の向上に向けた工場の建て替え等を進めるため早期の緩和を求める意見など、約600件の意見があった。
今後は、市民意見を踏まえた上で、丁寧かつ十分な議論を行い、9月議会への条例提案に向けて努力していきたい。
写真説明
昨年12月に設置された検討会
各種計画の策定に遅れ
ワクチン接種への職員配置が影響
民間委託拡大や臨時職員を配置
問 新型コロナウイルス感染症対策に伴う職員の異動により、通常業務や各種計画の策定に影響が出ている。現状と今後の対策を問う。
答 ワクチン接種を安全かつ確実に実施するため、コロナワクチン対策室に4人が異動、22人が事務に従事し、各集団接種会場には他部署から約20人が従事している。多くの正規職員がワクチン接種に関わるため、通常業務は、市民に影響が出ないよう対応している。市民生活に直結する上下水道やごみ収集、各種窓口業務などは体制を堅持し、各種計画の策定などは、スケジュールの変更や見直しを行う予定だ。
今後は、集団接種業務への民間委託の拡大や臨時職員に置き換えることにより、正規職員を各所属に復帰させ、通常業務への影響を早期に解消させたい。
あかし支え合い基金
1億2千万円をコロナ関連支援に
十分な協議なく積み立て前に活用
問 新型コロナウイルス感染症あかし支え合い基金に積み立てるとして募集した寄付金が積み立てられずに活用された。事前に議会と協議すべきでなかったか。
答 自治体の財政制度上、基金とは当年度の収入の一部を次年度以降の財源とする場合に積み立てる制度であり、当年度の収入を同年度中に活用する場合は通常、積み立ては行わない。積み立てると、基金を取り崩す予算の議決が必要となる。なお、令和2年度中の寄付金総額は、1億8,130万円であり、そのうちの1億2千万円を同年度に行った医療体制の充実や市民生活の支援、感染拡大の防止等の事業に活用し、残りの6,130万円は3年3月末に基金に積み立て、3年度以降のコロナ対策事業の財源とした。
今後の基金の積み立てと活用方法などについては、事前に議会と協議していきたい。
政令市への移行
まずは医療や教育の権限を
市民サービスの充実へ
問 政令市への移行やさらに県からの権限移譲を求める本市の目的は。
答 平成30年の中核市移行に伴い本市では、保健所や動物センター、こどもセンターを開設するなど、すでに政令市に近い業務を行っている。市民サービスの充実を図るためには、さらなる権限を持つことが望ましいと考えるが、政令市への移行は法改正が必要なため、まずは県に医療と教育に関する権限移譲を求めている。
権限が移譲された場合は、コロナ禍の医療体制を充実させるほか、障害者や高齢者に対する医療的ケアを手厚くしたい。
教育面では、教職員の人事権を持つことで、子どもにとってより望ましい質の高い教員の採用が可能になる。少人数学級を進めていく上で、さらに子どもに寄り添った教育の提供ができると考えている。
写真説明
市民のためにさらなる権限を
コロナ禍の選挙
期日前投票をPR
混雑を回避
問 県知事選挙投票所での新型コロナウイルス感染防止対策と新型コロナウイルスに感染し、入院や自宅等で療養している人への投票機会の確保について聞く。
答 投票所では、消毒用アルコールや飛沫(ひまつ)防止シートを設置し、記載台や筆記用具の定期的な消毒と換気を行う。また、投票日当日の混雑を回避するため、期日前投票所を市内7カ所に開設し、ホームペ ージやSNSなどで有権者に対して期日前投票の積極的な利用を呼び掛ける。
新型コロナウイルスに感染し、自宅等で療養する人の郵便投票を認める法律が成立すると、このたびの県知事選挙からの適用となる。その際には感染者の投票機会の確保について関係機関と連携し、適切に対応していく。
まずは有権者が安心して投票できる環境を整え、投票率の向上につなげたい。
大久保北部遊休地の利活用
環境調査を行いながら検討
問 生物多様性の宝庫である大久保北部の里山の利活用や工場緑地など、市全体の緑の在りかたについて市の見解を聞く。
答 ネクスコ西日本から、神戸西バイパス延伸事業の工事で発生する土砂の大久保北部遊休地への受け入れについて提案があったが、同社の土砂搬入スケジュールに市の環境調査等が間に合わないことから提案は取り下げられた。その一方で、同事業に必要となる側道や迂回路(うかいろ)の整備は行われるため、遊休地への道路アクセスが向上する。これを踏まえて遊休地の利活用を検討していく。
また、工場緑地の在りかたは、検討会で議論し、市民意見も募集しているが、今後の検討会開催は新型コロナウイルスの感染状況を踏まえ調整する。本市の緑の在りかたは、都市の利便性と自然環境の両立が重要だと考えている。量だけでなく質も考慮し、緑地や公園の整備に努めていきたい。
写真説明
利便性向上と環境保護の両立が重要
明石が誇る海岸
利用マナーの改善と
有効活用の両面に注力
問 本市における海岸利活用の取り組みと課題について聞く。
答 現在は新型コロナウイルス感染症の影響により見合わせているが、大蔵海岸西地区に整備した自然観察センターを適切な時期に開設する予定である。また、西部海岸はサイクリングロードとして県と市が連携し、活用の推進に取り組んでいく。県が舗装修繕やサイクリスト向けの案内看板を設置し、市はサイクリングロード沿いの休憩施設にサイクルラックを設置する。なお、来年開催予定の全国豊かな海づくり大会兵庫大会に向け、本市の海辺を一層PRしていく。
海岸は、3密を回避しやすいため、コロナ禍や収束後もレジャーの場として有効活用できるが、ごみの放置や騒音など利用マナーの改善と周知が課題である。
今後は海岸の利活用の推進とともに、啓発活動など課題解決に向けた取り組みもバランスよく行っていく。
写真説明
大蔵海岸に開設予定の自然観察ゾーン
アスベスト被害
相談窓口を開設
条例制定も検討
問 アスベストによる健康被害救済に向けた今後の取り組みを聞く。
答 アスベストを吸入し、疾患を発症するまでの潜伏期間は20年から40年と言われている。本市には阪神・淡路大震災の後、がれき処理に携わった人も多く、今後、健康被害は増加すると思われる。既存の支援制度では、被害者の職種やアスベスト吸入の経緯などにより利用できる制度や補償内容が異なるため、支援が迅速に行き届かない。
そのため本市では、あかし保健所の保健師等による健康相談に加え、市民相談室に弁護士職員を中心とした新たな相談窓口を開設し、より相談しやすい体制を整える。また、潜伏期間が長く、自分ではアスベストの被害に気付きにくいことから、医療機関と協力し、当該疾患に関する情報の提供や啓発に努めるとともに、必要とする人に必要な支援が行き届くよう、条例制定も検討していく。
知識と経験生かすため
市条例の特例で
職員10人が定年延長
問 本市職員の定年は条例で60歳と定められている。現在、10人の職員の定年を延長しているのはなぜか。
答 条例では、職務が高度の知識や技能または経験を必要とするもので、職員の退職により公務の運営に著しい支障が生ずる場合は、引き続き職員を勤務させることができると規定している。職員の定年延長は、現在のコロナ禍において、市民の命と健康を守るだけでなく、本市独自のさまざまな施策の推進に当たり、その豊富な知識と経験を行政運営に生かすためである。
また、今年6月には国家公務員および地方公務員の定年を引き上げるための法案が成立し、定年が65歳まで段階的に引き上げられる。60歳を超える職員の活躍の推進は、民間企業も含めた時代の流れであり、組織運営と職員本人に有益であることから、国と同様に定年を引き上げていく。
写真説明
段階的に定年を引き上げ予定
旧優生保護法の被害者救済
国の支援策では不十分
市独自の支援を検討
問 旧優生保護法の被害者への国による救済は不十分である。市独自の支援はできないか。
答 平成8年に改正されるまで56年間、約2万5千人の障害者は、優生保護法による強制的な不妊手術や中絶手術を受け、子どもを産み育てる権利を奪われた。
国は31年4月に、旧優生保護法の被害者に対して一時金の支給等に関する法律を制定したが、対象者は手術を受けた本人に限られている。また、被害者の多くは障害や高齢のため、申請に必要な書類を用意できないなどの課題も指摘されている。
本市は、30年6月に、あかし保健所や明石市社会福祉協議会、明石市障害当事者等団体連絡協議会(あすく)等に相談窓口を開設している。今後は、現行の犯罪被害者等の支援に関する条例を参考に、国の一時金支給を受けられない人への支援や条例制定など、被害者に寄り添う支援の在りかたを検討していく。
永年在職表彰など受賞
5月26日の全国市議会議長会定期総会において、4人の議員が表彰を受けました。
これは、長年にわたる市政発展への貢献が認められたものです。
議員在職10年以上表彰
楠本 美紀 議員
榎本 和夫 議員
寺井 吉広 議員
宮坂 祐太 議員
また、5月3日に 穐原 成人 議員が兵庫県自治功労者表彰を受けました。これは、長年にわたり地方自治の振興と発展に尽くした功績によるものです。
議員の寄付行為等の禁止について
議員の時候のあいさつ状、中元や歳暮、祭りや会合への寄付などは公職選挙法で禁止されています
皆様のご理解とご協力をお願いします
議員よもやま話
コロナの影響で人との交流が難しくなりました。日常生活にもさまざまな制約があり、マスクで物理的にも息苦しさを感じます。いつまでこんな生活が続くのかと気がめいりますが、大人でさえもこうなのに、子どもの心はどうなのかと案じます。
人は人と交流することで、心が磨かれ、成長していきます。自分ではない誰かの存在が心のよりどころになることもあります。コロナ禍で学校園の一斉休校や行事の中止・縮小など、子どもの経験する機会が奪われるたびに、またそれを「仕方ない」と子どもが受け入れる姿を見るたびに胸が痛む思いでした。そして一番怖いのは「仕方ない」と思考停止してしまうことではないか、とも。
失われた子どもの機会をどう補うか。今後出てきうる影響に対しての手立てを私たち大人は考え続けなければなりません。
市のワクチン接種計画
認知症や障害者にも対応
問 高齢者、基礎疾患のある人、その他の市民と続く新型コロナワクチンの接種について、今後の予定を聞く。
答 本市は、ワクチン接種を希望する人には、9月末までに2回の接種を終える計画である(6月時点)。課題はワクチンが届くかどうかであり、接種計画に合わせたファイザー社製のワクチン供給を国や県へ要望しているところだ。
また、より早く、より丁寧に進めることを念頭に、認知症の人には接種の同行支援を行い、障害のある人には専用の接種会場を市民病院内に開設する予定だ。
このほか、ワクチン未接種による不当な差別やいじめを禁止するため、3月に制定したコロナ感染者への差別を禁止する条例に追加することも検討している。
写真説明
集団接種会場(あかし市民広場)
コロナ禍の健康維持
高齢者支援を推進
医療介護データも活用
問 コロナ禍における高齢者の健康維持と、デ ータを活用した健康長寿社会の構築について、市の見解を聞く。
答 本市が昨年行ったアンケートや電話相談において、高齢者の社会的孤立の防止や介護予防、認知症対策の必要性がより明らかになった。これまでも自主活動グループへの支援やオリジナル体操の啓発など、健康維持や介護予防の取り組みを行ってきたが、今後も居場所づくりや地域活動への参加支援、認知症あんしんプロジェクトの拡充など、より一層推進していく。
また、庁内で横断的に医療・介護のデータを分析、活用できるよう4月から体制を整備し、保健事業と介護予防事業の一体的な取り組みを進めている。今後も高齢者の健康寿命を延ばすため、データ等を活用し効果的な施策につなげていく。
写真説明
市のホームページでオリジナル体操を配信
オーガニック給食
食材確保と
費用面に課題
問 有機食材を使ったオーガニック給食は、費用面などの課題もあるが、子どもの食の安全や循環型社会の観点からも段階的に取り組むべきではないか。
答 学校給食は、大量の食材を安定して確保する必要があるが、オーガニック食材を使う場合、通常の食材より価格が高いことや量の確保が課題となる。さらに、市内には有機農業に取り組む農家がなく、オーガニック食材を導入すると明石産の農作物が使えなくなる。
学校給食費は、過度の負担は抑制すべきだが、野菜価格の高騰などもあり厳しい状況にある。その一方で、食の安全意識が高まっており、学校給食には安全性を発信する役割もある。オーガニック給食をどのように位置付けるのか他市の事例も参考に検討したい。
コロナ禍でも
生きる力を育む
体験教育
問 自然学校とトライやる・ウィークは、子どもの成長に応じた生きる力を育む活動である。コロナ禍において、どのように取り組むのか、市の考えを聞く。
答 自然学校は、自ら考え判断し、行動するなど、生きる力を育成するために実施している。今年度は1泊2日と日帰り3日の計5日間で、かまどを組む野外炊事体験やカヌー体験などを行う。
トライやる・ウィークは、他者との協力・協働を通じて社会に参画する態度や問題解決能力を育成するために実施している。今年度は、職場体験だけでなく絵画や音楽、郷土芸能などの文化・芸術創作体験活動やボランテ ィア活動などを行う。
両事業とも普段の学校生活では体験できない活動となるよう各校で創意工夫していく。
PTAは学校・家庭・地域の懸け橋
保護者が参加しやすい環境を
問 PTA活動に対する市の認識と環境整備について問う。
答 PTAは任意加入団体だが、学校・家庭・地域の懸け橋として子どもたちの健全育成に関し、長年にわたる実績があり、その活動は大変重要である。しか
しながら、平日に活動しにくい共働き家庭が増加する中、強制的に役員を割り当てられることや、個人情報の取り扱いなどが課題とな っている。そのため、明石市連合PTAでは、教育委員会と連携し、入会申込書や個人情報の取り扱いの適正化などに関する指針を策定し、活動内容の見直しや組織体制のスリム化を図っている。今後は、子育てやPTA活動などでも休暇が取りやすい職場環境の整備に向け、取り組んでいく考えだ。
進むICT教育
電磁波被ばくとブルーライト
子どもたちへの対策は
問 国のギガスクール構想を受け、市内の小中養護学校に無線ラン設備と1人1台のタブレット端末を整備した。子どもへの影響が大きいと言われるブルーライト対策と電磁波被ばくについて聞く。
答 本市では、国の技術基準適合証明を受けた無線ラン機器を採用し、タブレット端末はブルーライトを軽減する画面保護シートを貼付している。
電磁波過敏症については、明確な診断基準はないものの、申し出があった場合は、学校と協議し個別の対応を検討する。タブレット端末の長時間の利用は、健康面や教育上の観点から望ましくないため、授業等で情報リテラシ ーの教育を進め、保護者にも周知を図り、児童生徒の学力向上の一助となるICT教育を推進していきたい。
写真説明
画面には保護シートを貼付
請願
採択された請願
○教職員定数改善と義務教育費国庫負担制度を堅持するための2022年度政府予算に係る意見書採択の請願
〇幼小中学校給食の無添加を目指す請願
意見書を提出
意見書1件を可決し、政府・関係機関に送付しました。以下はその要旨です。
○教職員定数改善と義務教育費国庫負担制度の堅持を
国は、地方教育行政の実情を十分に認識し、地方自治体が計画的に教育行政を進めることができるように、来年度の予算編成において、次の事項に取り組むよう強く要望する。
1 中学校・高校での35人学級の早急な実施と、さらなる少人数学級について検討すること。
2 学校の働きかた改革・長時間労働是正を実現するため、教職員定数改善を推進すること。
3 自治体で国の標準を下回る「学級編制基準の弾力的運用」の実施ができるよう加配の削減は行わないこと。
4 教育の機会均等と水準の維持向上をはかるため、義務教育費国庫負担制度の負担割合を堅持すること。
令和2年度の政務活動費
収支報告書・領収書等が閲覧できます
公文書公開請求をしなくても政務活動費の収支報告書・領収書等の閲覧ができます。
令和2年度分(令和2年4月~3年3月)が新たに閲覧の対象となります。
なお、閲覧できるのは平成28年4月分からです。
閲覧開始日 8月2日(月曜日)
閲覧時間 午前8時55分~午後5時40分(閉庁日を除く)
閲覧場所・問い合わせ先
議会局総務課(市役所議会棟3階)
電話:911-2600 ファックス:918-5112
メールアドレス:gikai@city.akashi.lg.jp
マイナンバーカードの交付促進
日曜や夜間の対応も検討
問 マイナンバーカードの交付状況を聞く。また、申請者の増加に伴い、交付窓口の拡充が必要ではないか。
答 本市のマイナンバーカードの申請者は、今年5月末で市民全体の約43%に当たる約13万1千人であり、
そのうちカードを交付したのは約8万8千人となっている。
昨年から実施していたマイナポイント事業を受け、交付件数が増加したことから、職員を増員するとともに交付窓口を増設したほか、土曜の交付や、24時間対応の予約システムの導入なども行ってきた。
しかし、4月末の同事業終了前に駆け込みでの申請が急増したことから、交付処理件数をさらに増やすため、7月中には市民課と市民センターに処理専用端末を増設していく考えだ。今後は、日曜や夜間の時間帯の交付にも対応できるよう、窓口の開設時間の調整を行っていく。
写真説明
市民課のマイナンバーカード交付窓口
地域みんなで取り組む
明石まちねこプロジェクト
モデル地域の選定へ
問 今年度から取り組む明石まちねこプロジェクトの内容と今後の取り組みについて聞く。
答 本市は、これまでも飼い主のいない猫に去勢・不妊手術を受けさせる市民や自治会等に対して、手術費用の一部助成や、登録ボランティアによる協力体制の構築などに取り組んできた。
今年度からは、明石まちねこプロジェクトとして、まずはモデル地域の選定を行い、自治会やボランティア、さらには獣医師会や関係団体等からの協力を受け、地域における周知・合意形成に取り組む。その上で、助成金を活用した手術を実施し、その後の適正な餌やりやトイレの管理等を含めた見守り活動などを行う予定である。現在は、モデル地域の選定に向けて、自治会への説明や、地域で猫を世話している人に協力を求める働きかけを進めているところだ。
写真説明
猫の殺処分ゼロを目指す
育成が急務
主任ケアマネ
受講費の助成を
問 質の高い在宅介護サ ービスを提供するには、知識や技術の向上に加えてケアマネジャー(以下ケアマネ)を統括する主任ケアマネの確保と育成が重要である。主任ケアマネ研修の受講費の助成が必要ではないか。
答 主任ケアマネは、ケアマネを指導、助言、援助するほか、地域包括ケアシステムを実現するための情報収集や発信、居宅介護支援事業所や職種間の調整を行う役割がある。平成30年度介護報酬改定において、事業所の管理者は主任ケアマネであることが要件となったが、要件を満たさない事業者が4割ほどある状況だ。
主任ケアマネの資格は、5年の実務経験があるケアマネが研修を受講すれば得られるため、本市としては受講費の助成などを早急に検討する考えだ。
コロナ禍で困窮
相談件数が増加
30代、40代男性が中心
問 新型コロナウイルスの感染拡大により失業し、生活が苦しくなった人への支援は。
答 生活困窮者へ包括的な支援を行う本市の生活再建支援担当窓口では、相談件数が増加している。昨年度は、30代、 40代の男性を中心に1,314件の相談があり、そのうち失業者等に家賃相当額を支給する住居確保給付金の相談が612件あった。今年度も厳しい状況が続くと見込まれるため、6月に職員を増員した。なお、失業による相談には、職業安定所と連携して仕事を探すなどの支援も行っている。
また、国が社会福祉協議会の貸付制度を上限まで利用した生活困窮世帯に、新型コロナウイルス生活困窮者自立支援金を7月から支給すると公表したため、申請のあった対象者への速やかな支給に向けて準備を進めていく。
生理の貧困に対する支援
きんもくせいプロジェクト
次年度以降も継続
問 経済的な理由で生理用品を購入できない生理の貧困が大きな関心を集めている。本市の取り組み状況と、学校のトイレへの設置について聞く。
答 本市は、4月から生理用品サポート事業として「きんもくせいプロジ ェクト」を開始した。同事業は、単に生理用品を配布するだけでなく、必要な相談支援につなげることを目的としている。学校や あかし男女共同参画センター、あかしユーススペースなどのほか、5月からはこども食堂でも配布し、2カ月で延べ309人に配布した。同事業については、次年度以降も継続する考えだ。
学校のトイレへの設置は、衛生面を含めた管理上の課題があることや、相談支援につなげるという事業本来の趣旨も踏まえ、さらに検討を行っていく。
写真説明
市の生活再建支援担当窓口でも配布
公益監察員選任に同意
令和3年6月30日をもって任期満了となる 林 晃史(はやし こうじ)し(61歳・西宮市)を引き続き選任することに同意しました。
同氏は、弁護士として活躍され、近畿弁護士連合会理事、兵庫県弁護士会会長、日本弁護士連合会常務理事などを歴任されています。
なお、本市の公益監察員は2人で、公益監察契約の期間は3年となっています。
議会ポスターデザイン決定
年4回の議会開催をお知らせするポスターのデザインを市内在住・在学の高校生から募集しました。23人の応募があり、全議員で選考し、優秀賞4点を決定しました。
6月議会 岡田 舞(おかだ まい)さん (兵庫県立明石城西高校)
9月議会 正中 日々輝(しょうなか ひびき)さん (兵庫県立明石西高校)
12月議会 吉母 実鈴(よしも みすず)さん (兵庫県立明石南高校)
3月議会 吉田 汐里(よしだ しおり)さん (兵庫県立明石高校)
作品は市議会ホームページをご覧ください。
小学生
夏休み親子で議会体験ツアー参加者募集
いつもは見ることができない市議会をのぞいてみませんか
日時 8月21日(土曜日)
1から3年生の部 10時から(1時間程度)
4から6年生の部 13時から(1時間程度)
内容
1から3年生の部 クイズ、議会棟の探検ほか
4から6年生の部 模擬本会議を体験、議会棟の探検ほか
会場 市役所議会棟
対象 市内在住・在学の小学生とその保護者
定員 各部9組 原則1組2人 応募多数時は抽選
参加費 無料
申し込み 8月10日(火曜日)までに、メールかファックスで議会局総務課へ
メール 児童の氏名(ふりがな)、学年、保護者の氏名(ふりがな)、電話番号(日中に連絡のとれる番号)の記入、件名は「夏休み親子で議会体験ツアー」
ファックス 申込様式は市議会ホームページに掲載
参加の可否 8月13日(金曜日)までにメールでお知らせ
議会局総務課
電話:911‐2600 ファックス:918‐5112
メールアドレス:gikai@city.akashi.lg.jp
※新型コロナウイルスの感染状況によっては、中止になる場合があります。
新議長・副議長に聞く
5月14日に開かれた本会議で、議長・副議長の選挙を行い、議長に 榎本 和夫 議員、副議長に 国出 拓志 議員が選任されました。議会の代表である2人に、新型コロナウイルス感染症に関する施策や市民へのメッセージなどを聞きました。
議長
榎本 和夫(えのもと かずお) 65歳
自民党 真誠会 在職3期
副議長、監査委員、議会運営委員長、生活文化常任委員長など歴任
議長に聞く
新型コロナ
新型コロナウイルス感染症により、お亡くなりになられた方々とそのご家族に哀悼の意を表します。また、感染拡大防止の取り組みにご協力をいただいている市民の皆さま、事業者の皆さまに感謝を申し上げます。
市議会では、市民の皆さまの声に耳を傾け、必要な支援を的確に行えるよう、議員一丸となって取り組んでいます。
アフターコロナに向けて
コロナ禍において、地域経済は大きなダメージを受けています。商工業者をはじめ各分野の特色に合った支援策を市に提案していきます。
さらに今後を見据え、市内産業の活性化を図るため、工場の緑地面積率の緩和に関する議論や、老朽化が進む水道管などのインフラ更新を計画的に進める必要があります。
市民の皆さまへ
コロナの感染拡大で、皆さまには、ご不便、ご負担をおかけしますが、明けない夜はありません。皆さまと一緒になって、元気な明石を取り戻していきたいと思っています。
副議長
国出 拓志(くにで ひろし) 64歳
公明党 在職4期
監査委員、文教厚生常任委員長、建設企業常任委員長など歴任
副議長に聞く
コロナ条例
変異株による感染が拡大し、いつ誰が感染してもおかしくない状況になりました。そのような中、感染したかたなどへの誹謗中傷が起きている現実に胸を痛めています。本市は、差別などを禁止する条例を3月に制定しています。市民の皆さまには、正しい情報のもと冷静な行動をお願いします。
今年度の議会の取り組み
令和4年の秋に迫ってきた全国豊かな海づくり大会兵庫大会は、天皇皇后両陛下ご臨席のもとに開催される国民的行事です。市議会では、市民の皆さまへの啓発と大会の機運を盛り上げるため、明石市議会豊かな海づくり大会推進委員会を設置しました。また、持続可能な財政運営について議論を行うため、市に対して(仮称)明石市財政健全化推進協議会の設置を要請しています。
市民の皆さまへ
コロナ対策と同様に、新庁舎建設や第6次長期総合計画策定など、市政の重要課題についても、しっかりと議論を続けていきます。
今年度の議会の活動を紹介します
明石市を住みよいまちにしていくためには、道路などを整備したり、医療、福祉、教育といった公的サービスの充実を図る必要があります。そのためには、財源の問題や実施体制、ルールづくりなど、さまざまな課題を解決していかなければなりません。
市議会では、そのための方策について話し合い、市民の願いの実現に努めていきます。
市議会の取り組み
市議会では、今、明石市が抱える「特に重要な課題」の調査・研究や市長等の取り組み状況のチェックなどを行っています。
第6次長期総合計画(あかしエスディ-ジーズ推進計画)特別委員会
総合計画とは
総合計画は、これからの明石市のまちづくりの目標を定めるものです。市民と共有する将来ビジョンを示しており、市政を総合的、計画的に運営していくための最上位計画です。明石市自治基本条例において策定を義務付けており、市議会の議決が必要です。コロナ禍により策定が1年遅れましたが、現在、2030年の本市のあるべき姿を「エスディ-ジーズ未来安心都市・明石 いつまでも すべての人に やさしいまちを みんなで」とする第6次長期総合計画の策定を進めています。
特別委員会の設置目的
総合計画の策定に向け、集中して議論を行うため、令和2年3月に「あかしエスディ-ジーズ推進計画特別委員会」を設置しました。特別委員会では、市議会や市民、事業者などの多様な意見を総合計画に反映していけるよう、調査・研究を行うとともに、しっかりと議論を行い審査します。
3年5月から長期総合計画を審査する特別委員会であることをより分かりやすく市民へお知らせするため、「第6次長期総合計画(あかしエスディ-ジーズ推進計画)特別委員会」に名称を変更しました。
市議会としての取り組み
明石市議会の議決すべき事項等に関する条例において、総合計画の策定、変更または廃止を議決事項と定めています。市政の重要な案件として、総合計画を素案の段階から十分に議論し、二元代表制の一翼として、責任を持って策定を進めていきます。
特別委員会の審査概要(6月)
市 ワクチン接種業務に全庁挙げて取り組んでいるため、今年度も計画の策定が3から6カ月程度遅れる見込みである。
委員 市の施策の根幹となる重要な計画であるため、できる部分から着実に進めてほしい。エスディ-ジーズの達成と長期総合計画の関係性が分かりにくい、明石市のあるべき姿を設定した上で、それを達成する手段としてエスディ-ジーズを取り入れるべきではないか。計画策定が遅れることについては、了承し難い。
明石市議会豊かな海づくり大会推進委員会
委員会の設置目的
令和4年秋に、本市をメイン会場として行われる全国豊かな海づくり大会兵庫大会に向けて、大会への市民の理解と参加の輪を広げ、市全体で大会を盛り上げる機運を醸成するための取り組みについて検討します。
市議会としての取り組み
大会に向けての必要な準備等について、市に提言するとともに、豊かな海づくりのための取り組みを検討します。今後は、大会開催に向け、市および市議会として、それぞれ何ができるか協議を進め、10月末から11月頃までに市への提言書をまとめる予定です。
大会の概要
名称:第41回全国豊かな海づくり大会兵庫大会 御食国(みけつくに)ひょうご
開催場所:式典行事は明石市民会館
海上歓迎・放流行事は明石港ベランダ護岸
行事内容
1 式典行事(表彰、メッセージの発表、大会決議など)
2 海上歓迎・放流行事(漁船による航行、稚魚等の放流)
3 歓迎レセプション
4 関連行事(兵庫県産農林水産物の販売など、県内各地の特色を生かした行事を展開)
「(仮称)明石市財政健全化推進協議会」設置の要請をしています
社会経済状況が厳しさを増す中、多様化・複雑化する行政課題に対応しながら市政運営に取り組む必要があり、特に財政運営については、コロナ後を見据えた中長期的な視点で考える必要があります。次世代に負担を先送りしない持続可能な財政構造の構築を目指して、市と市議会が直面する課題を共有し、対等の立場で議論していくために、市に対して協議会の設置を求めています。
開かれた市議会を目指し、会議等の内容を伝えるための取り組み
本会議中継に手話通訳画像を組み込みます
手話通訳をワイプ画面で常時、ご覧いただけるようになります。
開始時期 令和3年第2回定例会9月議会から(予定)
平成30年9月議会の本会議中継から、演壇での発言については、演壇横に並んだ手話通訳者の映像をご覧いただいていましたが、2回目以降の自席での発言には対応できていませんでした。
令和3年9月議会からは、手話通訳画像をワイプ画面に組み込み、全ての発言が手話付きでご覧いただけるようになります。
市議会ホームページを全面リニューアルします
実施時期 令和3年9月(予定)
主な内容
1 スマートフォンやタブレットなどのモバイル端末に対応し、より見やすく、使いやすいページにリニューアルします。
2 掲載内容を整理し、知りたい情報に素早くアクセスできるようにします。
詳細は令和3年12月議会号(255号)でお知らせします。
写真説明
現在のホームページ
市議会だより点字版を発行しています
令和3年3月議会号(251号)から点字版を発行しています。
詳細は8面をご覧ください。
議案一覧
4月議会
議案第48号 令和3年度明石市一般会計補正予算(第1号)
5月議会
議案第49号 監査委員選任につき同意を求めること(尾倉議員)
議案第50号 監査委員選任につき同意を求めること(三好議員)
議員提出議案第2号 特別委員会の名称変更のこと
6月議会
議案第51号 明石市固定資産評価審査委員会条例の一部を改正する条例制定のこと
議案第52号 明石市債権の管理に関する条例及び明石市後期高齢者医療に関する条例の一部を改正する条例制定のこと
議案第53号 明石市国民健康保険条例の一部を改正する条例制定のこと
議案第54号 明石市営住宅条例の一部を改正する条例制定のこと
議案第55号 令和3年度明石市一般会計補正予算(第2号)
議案第56号 令和3年度明石市一般会計補正予算(第3号)
議案第57号 明石クリーンセンター焼却施設プラント設備保全工事請負契約のこと
議案第58号 明石クリーンセンター破砕選別施設プラント設備保全工事請負契約のこと
議案第59号 明石市立沢池小学校給食室増築ほか(建築)工事請負契約のこと
議案第60号 指定管理者の指定に係る議決事項一部変更のこと
議案第61号 指定管理者の指定に係る議決事項一部変更のこと
議案第62号 指定管理者の指定に係る議決事項一部変更のこと
議案第63号 指定管理者の指定に係る議決事項一部変更のこと
議案第64号 指定管理者の指定に係る議決事項一部変更のこと
議案第65号 指定管理者の指定に係る議決事項一部変更のこと
議案第66号 指定管理者の指定に係る議決事項一部変更のこと
議案第67号 調停の成立のこと
議案第68号 令和3年度明石市一般会計補正予算(第4号)
議案第69号 公益監察員選任につき同意を求めること
議員提出議案第3号 教職員定数改善と義務教育費国庫負担制度を堅持するための2022年度政府予算に係る意見書提出のこと
請願受理第1号 教職員定数改善と義務教育費国庫負担制度を堅持するための2022年度政府予算に係る意見書採択の請願
請願受理第2号 幼小中学校給食の無添加を目指す請願
議案の概要については市議会のホームページもしくは市役所1階の行政情報センターで閲覧できます。
あかし市議会だより点字版・音声版をご利用ください
視覚に障害のある人や活字を読むことが困難な人のため、あかし市議会だよりの点字版および音声版を発行しています。
点字版
以下の場所で閲覧することができます。
議会図書室(市役所議会棟3階)
行政情報センター(市役所本庁舎1階)
明石市社会福祉協議会(総合福祉センター)
あかし市民図書館
西部図書館
音声版
CDの貸し出しをしています。ご希望の方は、下記までお問い合わせください。
問い合わせ先
議会局総務課(市役所議会棟3階)
電話:911-2600 ファックス:918-5112
メールアドレス:gikai@city.akashi.lg.jp
令和3年第2回定例会
9月議会の予定
※日程は変更する場合があります。
9月
7日(火曜日)10時 本会議(議案上程・提案説明)
14日(火曜日)10時 本会議(質疑・一般質問)
15日(水曜日)10時 本会議(質疑・一般質問)
16日(木曜日)10時 本会議(質疑・一般質問)
17日(金曜日)10時 文教厚生常任委員会
21日(火曜日)10時 建設企業常任委員会
22日(水曜日)10時 総務常任委員会
24日(金曜日)10時 生活文化常任委員会
27日(月曜日)10時 第6次長期総合計画(あかしエスディ-ジーズ推進計画)特別委員会
29日(水曜日)15時 本会議(委員会審査報告・議案採決)
30日(木曜日)10時 決算審査特別委員会
30日(木曜日)午後 特別委員会決算審査分科会
10月
1日(金曜日)10時 決算審査総務分科会
4日(月曜日)10時 決算審査文教厚生分科会
5日(火曜日)10時 決算審査生活文化分科会
6日(水曜日)10時 決算審査建設企業分科会
12日(火曜日)10時 決算審査特別委員会
13日(水曜日)15時 本会議(委員会審査報告・議案採決)
本会議は明石ケーブルテレビ717チャンネルで生中継されます。
編集後記
少しでも多くの人に市議会だよりを読んでいただけるように、今年度から点字版を発行しています。これまでも音声版の作成や、文字を読みやすくするためユニバーサルデザインフォントを採用するなどの取り組みを進めてきました。
これからも、障害のある人もない人も、すべての人に読んでいただける広報紙を目指していきます。(ホ)